今回のテーマは、日本との違いが多々感じられる“電気代の支払い”についてです。
持ち家でも賃貸でも、遊牧民のように草原にでも住んでいない限り、毎月電気代が発生します。
電気代が発生すれば、もちろん支払わなければなりません。
電気代を支払わなければ、電気が止められてしまうのは、日本もインドも同様です。
ただ、日本とインドではこの支払いに結構な相違点があります。
まず日本での支払い方法は主に自動引き落としやクレジット決済、銀行振り込み、 振込用紙でのコンビニ支払い、でしょうか。
まず第一に、この大変便利な自動引き落としというシステム、ほぼ全てのコンドミニアムで 導入されていません。
基本的には毎月届く請求書になんらかの“支払いアクション”をする事となります。
もう一つ日本と違う点は、毎回支払いが完了したメールを支払いの詳細とともにコンドミニアムに通知しなければならない点です。
(これは請求書内に詳しく記載されています。)
これについては理由があります。 様々な代金支払いの代理収納を一手に担ってくれる日本のコンビニのようなものがインドにはないため、個々で直接コンドミニアムに支払いを行わないといけないのです。
またコンドミニアムから送られる請求書は、今月の電気代の明細と振込先が記載されているもので、直接支払いに行くか、口座に振り込むかの選択しかありません。
振込み番号を発行し、そこから紐づけて管理・・・なんてこともありませんので、毎月何千何万という振り込みがあるコンドミニアムでは、今月は○○号室は支払い終わってるかな?なんて確認はしてくれません。
なので自らコンドミニアムに自身の支払いを証明しなければなりません。
振込み履歴から分からないの?という質問もお聞きしますが、同姓同名の入居者がいる可能性、たまたま電気代の金額が同じの別世帯からの振込の可能性、個人からではなく、会社やなんらかの理由で知り合いの口座から代理入金をお願いした・・・などなど理由は様々に考えられ、なかなか難しいようです。
(面倒な事はやらない主義とも言えます。)
自主管理、自己責任で構成された国だなあ…とインドにいるとつくづく実感します。
お釣りを間違って渡された事に後から気付いて文句を言っても、その場で確認しなかったお前が悪いという言葉が返ってくる、それがインドです。
ただ最近では電気代の支払いや様々な手続きができる大変便利なコンドミニアム専用のアプリを導入しているコンドミニアムもあります。
IT大国のインド、将来的にはすべてがオートメーション化していくのかもしれませんね!
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