これからインドに来られる方に、お役立ち情報をお届け致します。
 
「渡航後間もなくは銀行口座を開設するまで1カ月以上掛かるので、当面の生活費は現金の用意を」と言われ、
更に「現金を出してもお釣りが無い、と現金決済を断わられることもしばしば」とも、
事前にはよく聞いていたのですが。
 
皆さん日本で使っているクレジットカード、およそ海外でそのまま使用できると思っていませんか?
 
   
 
私は思っていました。
 
ご想像の通り、店頭では通常通り使用できるのですが、どうやらオンラインでは通らないらしいのです。
 
日本(東京)のようにどこにでもスーパーやコンビニがある環境ではありませんので、
 
インドでは以下のように
 
タクシーやオートリキシャでの移動にUber
 
 
 
ランチや軽食に宅配デリバリーのZOMATO
 
 
 
スーパーの買い物にblink it
 
 
など、便利なアプリと配達網がよく発達しています。
 
これらのほとんどが、クレジットカードか銀行口座・デビッドカードの登録決済を求められ
(一部現金支払いもあり)日本のクレジットカードは通常、弾かれてしまって登録できないようです。
 
私は偶然が重なって利用できた方法がありましたのでご紹介致します。
(各ベンダーに問い合わせしたわけではなく、
正確な規制基準は分かりませんので個人の体験談ということでご容赦下さい。)
 
まず、私は日本にいた時点でUber Eatsを利用していたので、
そのアカウントがありクレジットカードも既に登録済みでした。
インドでの移動用アプリとしてUberをダウンロード・インストールしてみたところ、
日本のUber Eatsのアカウントがそのまま利用できました。
(決済方法も新たに登録や変更することなく)
 
 
 
またUberはZOMATOと、ZOMATOはblink itと、連携しているので、
芋づる式に全て同じ決済方法で利用できました。
 
アプリやデバイスによっては使用する度、毎回一回目は画面が正常に表示されず、
二回目、三回目で表示されたり、スマホからタブレットに媒体をかえると表示されたり、
初回は、カード会社から「本人の決済で間違えないか」確認のメールが来て、再度やり直したり、
という作業が発生しますが、遠くのスーパーへ夜間買い出しに行くことに比べれば、
そこまで手間ではありません。
(クレジットカードの支払銀行口座は、海外居住者対応の銀行口座に変えてあります。
非居住者に対応していない銀行も多くありますのでご注意ください。)
 
いずれは、決済方法を、インドの銀行口座やそのデビッドカードに登録を修正したり、
Pay tm(インドの決済アプリ・インドの銀行口座が必要)を登録するなど、
適正に直していった方が良いと思いますが、
渡航直後の向こう1~2カ月についてはとても便利で助けられましたので、ご参考まで。