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前回に引き続きご赴任前の方に向けて
現地でのお仕事で出くわすであろうインド人とインドの様子をお伝えできればと思います。
事前に知っておくことで多少は受け入れがスムーズになりましたら幸いです。

仕事編

①極力仕事をしない
言い訳をする、とはよく聞かれることがあるかと思います。
ミスをした場合の話かと思われそうですが、それ以前に何か仕事を依頼した場合も然りです。
様々なことを挙げて最終的に依頼された仕事を自分でしなくて済むように労力を尽くしている場合があります。

目的を知った上で一つずつ問いただしていくことで、ようやく元々の課題解決に着手できます。

②締め切りは守らない
「1週間後の水曜日までに作業を終えて報告をしてください。」と依頼すると
前日火曜日まで何もせず、火曜日か水曜日当日に取り掛かり
水曜日の終業時間1分前に報告してくる場合と
締め切り日以降に報告してくる場合、
永遠に報告されない場合があります。

デッドラインは実際よりも早めの設定を伝える方が良いようです。

③報連相の概念はない
良いことも悪いことも詳細を隠す傾向があります。
過程や原因・理由を知らせることが不必要だと思っている場合が多く、
単に説明を面倒がるという場合、
情報を抱えている方が有利という習慣もあるようです。

常に進捗状況をリマインドしたり、特定の原因などを聞きこむ必要があります。

④要点は言わない
「Aはどうですか?」と聞くと「Bはこうです。」と答えるので
再度「Aはどうですか?」と聞くと「Cはこうです。」いう回答しか返ってこないことがあります。

「Aはこうですか?違いますか?」と聞く必要があります。


日本人の以心伝心のように言葉にしなくて通じているのかと思いきや

インド人同士でも話がすれ違っているので、通じているわけではないようです。

⑤親戚の冠婚葬祭・家族の通院理由の欠席が多い
頻繁に遠い親戚の冠婚葬祭や家族の病院の付き添いで休むことがあります。

これは文化と病院の受付システムの違いなどもある上、
小さいお子様の通院は日本でもご同様かと思われます。

⑥インド人職員でも部下ではないご同僚の場合、
相手に非があり注意をする場合でも反論・逆上されることもあり得ます。

特に年上・目上の男性への意識があり、
マネージャー層上司への概念は日本と同じか、より強いようですので
そういう立場の方から注意してもらう方が角が立たないかと思われます。

※個人差もケースバイケースなこともございます。全てが斯様ではございませんのでご安心下さい。
最初に直面される可能性がある点を分かり易くピックアップしておりますのでご了承の程お願い申し上げます。