こんにちは。いつもブログをご覧頂きまして有難うございます。
本日は、Form C (C Forms)とは何か?についてご説明したいと思います。
インドに渡航してホテル等に一時滞在する際、もしくは住居に入居する際、Form Cという単語を聞くことがあると思います。
Form CのExcelフォーマットなどに記入する、あるいは、宿泊施設の登録簿や用紙に直筆での記入を求められます。
パスポートやVISAの情報を記載するのですが、いったいこれは何のために行っているのかと思ったことはありませんか?
これは、インド全土で「金銭的な対価を得て、“外国人”を宿泊させる者はForm Cを提出する義務がある」と定められているため、利用者が記入する必要があるものです。
個人事業、法人事業問わず、宿泊施設側の義務となります。
宿泊施設とありますが、住居契約にも適用されます。
また、チェックイン後、24時間以内に登録しなければならないとされています。
根拠は、「the Foreigners Act 1946」及び「 Registration of Foreigners Rules, 1992」にあります。
これを守らない場合は、宿泊施設側に罰金や営業停止、最悪5年以下の懲役が科される可能性のある厳しいものです。
当局がインドに滞在する外国人の所在を追跡できるようにすることで安全を強化するという目的のようです。
提供した情報は、宿泊施設が入国管理局のオンライン登録フォームに入力します。
その後、Form CがPDFとしてダウンロードできる状態となり、必要であれば弊社はそれをお客様にお渡しするという流れになっています。
(FRRO申請に必要な書類です。)
初めてインド旅行に来た際、個人情報をこんなに渡して大丈夫なのか?これは何に使われているのか?と警戒する気持ちが湧いたのですが、実はこういった事情がありました。
また、時折、外国人が宿泊できないホテルなどを誤って予約してしまい、現地で「泊められない」と断られるケースがありますが、宿泊施設がForm Cの対応をしていないため泊められないのです。
(宿泊施設が外国人を宿泊させるためには、一度、入国管理局を訪問し、施設の登録をする必要があります。その後はオンライン手続きができるようになります。)
都市部の有名ホテルは問題ないと思いますが、インド内の地方出張などの際はお気を付けください。
実際にご提供頂く項目は以下になります。
- Copy of Passport
- Copy of Visa
- Surname
- Given Name
- Date of Birth
- Nationality
- Address in country where residing permanently
- Name of City where residing permanently
- Passport Number
- Place Of Issue (Passport)
- Date of Issue (Passport)
- Valid Till (Passport)
- Visa Number
- Place Of Issue (Visa)
- Date of Issue (Visa)
- Valid Till (Visa)
- Type of Visa
- Arrived from Country
- Arrived from City
- Date of Arrival In India
- Date of Arrival in apartment
- Purpose of Visit (Work, Business trip, etc.,)
- Mobile Number in India
- Contact Phone Number (Permanently residing country)
- Mobile Number (Permanently residing country)
- Next Destination
住居関連情報で気になることがございましたら、下記までお気軽にお問い合わせください。
担当:山内
info@relo-sta-enkay.com